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ニーガン攻略(初心者向け)

目次

インプレッション

難しい操作が必要なく、狙いが非常にはっきりしているため鉄拳初心者には持ってこいのキャラクター。戦っている姿が独特でトリッキーな印象があるが、戦術は極めて鉄拳の基礎とも言えるもので、それを遂行するための技が揃っている。

最大の狙いは下段のアゴニー(1RP)インティミデーション(構え)に移行してからの択一攻撃。そして全キャラ最強とも目される脅威の壁攻めだ。うまくハマれば勝負が一瞬で決まるラウンドもある。ただ、狙いがシンプルなだけに初見の相手でも試合中にすぐ対応してくることが多い。そこで3すくみを抑えた中距離戦と、横移動やバックステップ、フレームを抑えた近距離戦を丁寧にこなしていく必要が生まれる。

ニーガンは上級者には物足りない印象もあるかもしれないが、鉄拳というゲームを理解するためにはいい材料でもあり、また一通り鉄拳に慣れた人がサブとして使う分にもすぐに手につくため、おすすめ。

※リリース初日に書いた記事です。シーズン5現在での攻略はこちらを↓
ニーガン、玄武に到達しての感想(玄武への行き方)

中距離で使う技

アゴニー択一が狙いだが、相手も簡単には触らせない。そのため中距離戦を覚えよう。

スカ確に使う技

スカ確に使いたいのはブラッドムーン(3RP)。いわゆる右アッパーで、過信はできないがリーチもそこそこで発生15と速い。ガード硬直が-14と重めではあるものの、スカに決まるか自信が無い場合でも。最低触らせられる状況なら恐れず使っていこう。

コンボ狙いならパワークラッシュのウォーカーメーカー(6WP)もいい。これはガードされると浮いてしまうが、右アッパーよりリーチに優れる。

リーチと速さ、リスクのバランスがいいのはショック&オウ(6LKRP)。一発止めなら確反はもらわないので、スカを見て強気に振っていける。

また、デススクリーム(66LKRP)も入力の関係上リーチを伸ばせておすすめだ。

置きに使う技

置きに使う技は前述のウォーカーメーカー、ブラッドムーンに加えてノーエクスセプションズ(3WP)、リスクのないバックスイング・フューネラル(4RPLK)など。カウンターヒットでダウン追い打ちが確定するのでリスクとリターンのバランスもいい。

また、面白いところではフレームアウト(7RP)もたまに使ってみるといい。後退で避けながら攻撃を繰り出す。ヒットすればダッシュからモロトフ・カクテル(4LPRP)が入ってコンボに。飛鳥の竜車蹴りのような感覚だが、後退で避けられるフレームはコマンド入力からしばらく経ってからなので、相手の前進が読めたら先に置いておく感じで使うといい。

二択に使う技

二択に使う技は中段が右アッパー、パワクラのほか、サイドスワイプスマッシュ(3LPLPRP)も強い。いわゆるアパスト派生を持つショートアッパーで、1発止め、2発止め、出し切り、テンダライザー(3LPRP)全てに使いところがある。

また、期待値の高さではブラントフォース(9RK)も強い。CHでコンボに行ける中段技で確反はもらわない。ただしジャンプステータスの発生はすこぶる遅いので下段を避ける用途には向いてない点を忘れないようにしよう。

下段はアゴニーを使いたいところだがリーチが短いので、やっと触ったぐらいの距離ではスカってしまう。そこでリーチに優れるボトムキック(1RK)やロングレンジスローを使っていく。ボトムキックはカウンターヒットすると相手が反転するので、対処法を知らない相手にはヘヴィレイン(LPRPRP)などを決めつつコンボに行けてしまう。

また、生ロー(1RK)やシットスピンキック(1LK)のリーチも非常に長いので、これらで触っていくことも必要だ。当たったら横移動、トゥースマ、ガードを使い分けながらスニーキー(屈中3RP)でさらに下段を襲う戦法も時に有効となる。

これらで中距離戦をこなしながらヒットやダウンを奪ってジャブ(LP)で触ることを目標にしよう。

ジャブを当ててからの攻防

アゴニー択一を狙うシーンはいくつかあるが、最初はジャブから展開を作るのが簡単でいい。ニーガンを知らない相手なら最初はジャブからアゴニーが決まるが、ほとんどの相手はジャブを当てたあと暴れてくるはずなので、その処理を覚えよう。

ジャブを当てたあと最速ジャブで触り返してくる人にはブラッドムーン入れ込みで返すことが出来る。ただし相手のジャブの打点が低いと潜れないので、苦戦するキャラのジャブを潜れるかはトレーニングモードなどで確認が必要。

右アッパーで潜れないジャブならトリップワイヤー(6LP+RK)でかわしつつ有利を取るのも一興だ。

横移動ワンツーで返してくる人はパワクラで吸ってしまうのが手っ取り速い。ジャブ一発ならパワクラをガード出来てしまうが、ワンツー入れ込みならパワクラでしっかり吸える。

その他、横移動から右アッパーを入れ込んだり、LP派生の各種技を出し切るなどしながら相手の暴れを封じよう。

特に確反用に使うダークナイトコンビネーション(LPRPRK)はそうした用途に向いている。3段目は上段だが、ヘヴィレイン(LPRPRP)の存在でしゃがみにくく暴れにくい。カウンターヒットしたらダウン追撃を忘れずに。

ここまで相手の暴れを狩ればようやくアゴニーがヒットし始める。二択としてノー・マーシィ(9WP)の投げを使っていくのも手ではあるが、こちらは投げを決めてもその後の間合いがニーガンのあまり得意な間合いではなく仕切り直しになってしまう。ここはアゴニー択一で勝負を決めてしまいたい。

アゴニー択一

アゴニーヒット後はインティミデーションという構えに移行する。アゴニー自体がヒットさせると8フレーム有利になるので、構えからのスローターストライク(構え中LPRP)が割れない連携となる。この技はディレイ幅が大きく、初段がヒットしたのを確認して2段目を追加入力しても連続ヒットになる点が強み。出し切っても13フレームまでの確反しか入らないが、ヒット確認を覚えればそれをさらに無傷に出来るのでぜひともマスターしたい。

これで相手がガードを固めるようになったらガードさせて有利を取れるビートダウン(構え中RP)と投げ抜けが出来ないクロウバー(構え中LP+LK)を狙っていく。クロウバーは相手が下がっているとスカるので構えたまま強気で前歩きしてみよう。構えに対してしゃがパンや生ローをしてしまうと自動反撃が出て崩れダウンになるので、9RKから痛いコンボが決まる。そこを見越して投げを決めていけるのだ。

その他、ブラストオフ(3RP)は相手の上段を潜る性能がある。ビートダウンはアゴニーヒットから12フレームまでの技で割られてしまうが、もしその技が上段ならばこの技で心を折ってしまうのもいい。

壁攻め

壁中や強を取った時のコンボはジャブ→エクスキューション(2WK)がおすすめ。寝っぱなしにはさらにダウン追い打ち、起きるなら立ちガードにはアゴニー、しゃがみガードにはレチッドハンマー(4WP)と二択をかける。特に、レチッドハンマーはダウン中の相手にも当たる上、ガードさせてもニーガンが4フレーム有利なので強力。

また、壁でアゴニーがヒットするとスローターストライクと投げの二択でやはり壁強が取れる。この局面ではガード不能のパニッシュメント(構え中RP+LK)も壁強が取れて強い。

壁強が取れたなら、再びジャブからダウン追い打ちで攻めをループできる。ここに至るまでの相手の心理を喝破して一気に勝負を決めよう。ただ、ニーガンの技は硬直が長いので現実は毎回LP→ダウン追い打ちが決められないことも多い。相手が壁コンボから受け身が取れる状況にしてしまった時は、ボトムキックなどで追撃したり、レイジアーツを警戒することも重要。ニーガンは壁攻めが光るキャラなので、中央でのコンボでは壁中が取りやすいアイアンメイデン(3LKLPRK)などで締めていくことも重要だ。

相手に攻められたら(確定反撃)

ニーガン最大の弱点は切り返しが弱いこと。しゃがみステータスや潜る技が少なく、ジャンプステータスが強い飛び技もなければ返し技もない。相手の攻めの時間は勢い長くなる時もあるが、焦ってしゃがパンなどを連打せず強力な確定反撃を決める心づもりの「待ちの時間」を持つ覚悟を決めることも必要だ。

10フレーム確反はダークナイトコンビネーション(LPRPRK)。基本はこれを出し切っていく。体力をリードされているならヘヴィレイン(LPLPRP)で期待値高くいくのいいが、相手はニーガンの択が怖いので割られることも多い。

13フレーム確反ならスイッチヒッター(WP)がワンコマで出て手軽。

14フレーム確反にはフェイスグラインダー(6RPRP)のほか、フロントキック・テンプルスマッシュ(3RKLK)を狙って展開に期待するのも面白いが、攻められている時はなかなかそこまでの余裕が無かったりする。

15フレーム以上の確反には迷わず右アッパーを狙っていけばよい。

ニーガン全技フレームはこちら

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