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概観
パッと見ではリーチに苦しみそうだが、遠距離戦用の長距離砲を複数所持し、意外と遠距離も苦手でない。立ち合いからの派生が主力のダメージソースで、変幻自在のN択でわからん殺しをしかけて倒しきる。中段で回転率のいい振りやすい技を持たないので、受けに回るとつらい。また全キャラ中ジャックの次に壁が強いキャラで、コンボもかなり運べるので、１コンボ当てて壁にいければ勝率が非常に高くなる。中級者帯で猛威を振るうキャラ。
壁攻め
壁はけたぐり（３LK）と９LPがすべて。本命はしゃがませて９LP＞４WPでの壁強狙い。壁やられ中、強はすべてRPLP＞４【LPRP】を狙う。難しそうに見えて簡単で安定し、恐ろしい減りを見せる。この地獄の壁へたどり着けばひとまず勝ちなので、画面中央で何とかコンボを決めて運んでしまいたい。
立ち回り
遠～中距離戦
遠～中距離では６RPが上段を潜り、ポールの崩拳のいかなる距離からも確反になるほどリーチが長いので、これで刺し合うほか、この距離でのスカ確と暴れにパワクラの６WKが強い。また４RPLPや思い切って１RPも意外な長さを誇ってあたる。また６６RPもカウンターヒットで組み合いに持っていけて大ダメージが見込める。最後の一撃には２RPが超絶長い下段で決まりやすい。完全にスカ狙いで様子を見ている相手には９WKのジャンプ座り込みからLPとRPの２択を仕掛けてしまう。どちらもガード方向を間違えればコンボで、見た目に反して厳竜有利な２択を仕掛けられる。
近距離
近距離では２WPとRPLPからWKで立ち合い、LPと３LP派生、３RP派生で攻める。２WPはカウンターで組み合いへ、ガードさせても厳竜有利で、黙っているならまた２WPでカウンターするまで２WPを繰り返す、暴れるなら４WPが割れない連携なのでダウンを奪ってしまう。LPも発生は12だがガードで３フレ有利なので、LP＞LPが割れない連携になる、これを軸にして３LP派生を出したり、RPLPに移行したり、時には２LPで有利を取ったり横移動LPでコンボを狙ったりする。黙っている相手には３LKと９LPで2択を仕掛ける。
2択
あまり頼りたくはないが、１RPが赤段以下には決まりまくる。巌竜が手のエーデルを持っていると知らない人も多い。それをしゃがむようになってきたら３RPでコンボを狙う。この３RPは確反をもらうが派生でLPRPまで出すと相手の確反を潰せてしまう。また、しゃがみ中３RPもしゃがみながら中段を繰り出せるので、１RPの対になりうる。軽いところでは３LKと３LPの中段を狙っていきたい。また、レイジ状態では基本ドライブに全部回していい。決まれば６WPが入り、恐ろしいダメージをたたき出す。
コンボ選択
基本は浮かし＞４RPLPRP＞スクリュー＞RK＞３RKLPRPでいいダメージが出て運べる。慣れたらダメージアップを目指して始動技ごとのレシピを覚える。
確定反撃
10フレはワンツーしかない。12フレはミスっても反撃を受けにくい６RPRPがスカ確にも使えて優秀だが、決めた場合に間合いが離れて仕切り直しになるので少し物足りなさを感じることもある。その場合は当てて15フレームも有利になるRKLKがダメージも近く、攻めも継続できて強い。15フレームの隙には３LPRPを決める方がコンボダメージが高くなる。しゃがみには12フレームの立ち途中LPLPやLPRPを決める。
スカ確
３RPが本命だが、それより遠い位置でスカす人が多いので実際によく当てられるスカ確は６WK。次いで６RP。本当は６６WPをスカに決められるとベストだが、難しい。
立ち合い中は
まず筆頭の選択肢は４WPのスライディング。下段なのにガードされても確反をもらわない。これと対になるのが中段の６WP。立ち合い中４WPは少し発生が早いので、一瞬しゃがみ＞立ちでしのごうとする人がいる。その相手には立ち合い中LKで下段を襲うと８フレーム有利になる。ここまで決めると暴れてくるので、そこにWPのパワクラを決めてコンボへ行く。
その他、赤段に行くまでに使った技
４WLで出る八艘飛びは上中段のパンチさばきで決まると相手の背面を取れて２WP＞６WKが確定して恐ろしい減りになる。ただし、受け身で取れるフレームが決まっているので相手のワンツー暴れを誘って出す使い方が決まりやすい。RPLPや３LPRKLPをガードさせた後が狙い目だ。投げは66LP＋RKを決め、再度投げか右アッパーかの二択を迫る。修羅までは46LPの金剛張り手で試合を終わらすダメージを出したりできたが、試合がハイレベルになると使いどころがより難しい。
感想
12フレーム中段やハイキック、ライトゥーがないのが弱点で、ポールなどにもぐりステータスで暴れられると厳しいものがある。ただ、巌竜を知らない人はレイ以上に多く、一度でもコンボが決まればたいていは壁に到達するのでそれだけで結構勝ててしまう。特に１ＲＰは同じ発生のエーデルワイスやドラゴンテイルは当たらないはずなので、見てしゃがめるかどうかは反応速度ではなくモーション慣れだということを改めて認識させられる。上がりやすく楽しいキャラだが、帝段チャレンジの頃には流石にわからん殺しは使えないだろう。
