鉄拳の世界に初めて挑んだのが、2015年02月22日なんですが、
それからほぼジャスト3年たった2018年2月20日に修羅に昇格することが出来ました
https://www.youtube.com/watch?v=nnUw4NFCiYc&t=572s
本当に辛かった3年だった。自分で作った目標だったので絶対投げたくはなかったんですが、このゲームはハッキリ
友達とやるゲーム
のような気がします。
なぜなら他のゲームに比べると、技の1つ1つに普遍性がなさ過ぎるので特徴を技固有に覚えないといけない。
これはどういうことかと言いますと、例えばストリートファイターシリーズなら2中Kの性能って、大体全キャラ統一ですよね
いわゆる中足払い。せいぜいキャンセルできるとか、超必殺技で確反できるとかの違いしかない。
しかし鉄拳で2RKとかっていう入力する技は生ローだったり立ちロードロップキックだったり、もう全く統一された技じゃない。
中級者になるには、他の格ゲーに費やす時間の50倍は軽く必要だと思います。
こういうのは友達とやりながら記憶にとどめていくのが一番いいのですが、1人でオンラインで次々にあたる相手とやっていても全く記憶に定着しない。
個人的にはその労力たるや高校数学の数学1~3、A~Cをマスターしたり、世界史と日本史合わせてマスターするよりも時間が必要でした。
間違いなく鉄拳に投資した時間で何か資格を取ろうと思えば楽勝でとれる。
実際に、スト3サードは15年プレイヤーなんですが、その15年でプレイした時間よりこの3年の鉄拳にかけた時間の方が上回ったように思います。
本当にしんどいゲームだった。
と言っても、鉄拳がほかのゲームより習得が優れているところにトレーニングモードの充実はありました。家庭用の話ですけどね。
これを利用して、家庭用が登場した昨年夏から、それまでは猛虎~大蛇安定だったのが一気に半年で羅段にかけあがった
最も苦しかったのは獣段になるまでで、実に開始から2年かかってます。家庭用がない時代の鉄拳7は本当に厳しかった。
この時代に手を出したくはなかったというのが正直なところですが、格ゲーは人の縁で始めるようなところもありますから、
師匠と出会ったのがその時期だったということで始めたこと自体は本当に良かったなと思っています
ただ、ゲームセンターが遠い環境もあったので、家庭用7が出るまでメインは鉄拳レボをプレイしていたのですが、この効果がどれだけ7にあったのかは疑問ですね
最高で風神まで上がりましたが、その力と7で修羅になる力はもう全く別。今レボやってまた風神に行けるのかなって感じです
逆に風神になった直後の自分でも7では獣にもなれませんでしたので、まったくの別ゲーということで厳しい環境でした
目次
各段位帯で必要だったもの
さて、そんな私がリリで修羅になるまでの必要だったステップを軽く書いてみたいと思います
餓狼昇格…コンボを安定させる。
猛虎~大蛇…ガード不能連携などの「殺し技」を持っておく
鬼熊…壁で殺すセオリーを知る
この壁で殺すセオリーはどういうことかと言いますと、壁攻めの基本は「壁強」のプレッシャーを縦にした「下段攻め」であるということです。
壁強を取られると、大ダメ―ジにつながりますので相手はなかなかしゃがめない。それを利用してダウンしない下段を当て続けるというもの。
これはボブを使った時に身に付きました。
後述しますが、サブキャラは絶対使った方がいいというひとつの例です
剛拳~魔拳…相手の確反と主要技を覚える
相手が3すくみでメインで使ってくる技を知る必要がありました。
この辺はもうサブキャラをだいぶ触ってます
それと魔拳で必要だったのは壁際の特殊なやられですね。
リリのノクターンという技は壁で当てると相手が特殊なやられ方をして、後転をしなければ横移動LKが確定しさらに攻められます。
この技の知識が大きかったです。こういう技が他のキャラにもたくさんあり、自分がこの技を操れるということは他キャラのそうした連携にも対応できるということになりますから。
滅拳…カウンターコンボを逃さない
リリならスライディング、メヌエット、フッキングヒールのカウンターヒットからコンボに行けますが、これらを逃さないようにするだけでだいぶ試合の流れが変わります
全キャラ餓狼チャレンジ
しかし問題は滅~獄。この壁は厚かったです。
結局、相手の確反と主要技を座学や動画で見ても追いつかない。どういう時にどういう技に頼りたいのか、どういう時この技は出しにくいのか。
1人150はある技がランダムに出されるわけではない、「事情」を知らなければ、相手の技にどのように対応すればいいのか整理は不可能と考えました。
そこで全キャラを名人から餓狼にする取り組みを始めました。
家庭用が出た半年はほぼこれに費やした気がします。
この間は結構色々と言われました。たしかに1度滅拳まで行っておきながらまた名人や皆伝とやるのは初心者ではないかと。
しかしリリですら獣になるのに2年かかってるわけですから、他キャラもいくらか要領はわかってると言っても拳段の力など発揮できないということはわかってました。
実際に時間のかかったジョシーなどは実に100勝近く対戦してようやく餓狼になっています。
1キャラ大体3日はかかりましたが、ジョシーは1週間以上はかかってもうやめようかと思った
それを全キャラ本当に達成しました
https://www.youtube.com/watch?v=NHGt6RbEtGU&t=32s
それを達成したのは今年の1月下旬でして、それまではリリを全く使ってませんでしたが、自分で信じた効果ははっきりありました。
初の獄拳を達成し、拳段も魔拳安定、滅拳、獄拳安定まで約2週間刻みほどで成長していき、最後の修羅を勝ち取った次第です
獄拳に必要だったのは、有利フレームの使い方です。
有利フレームは割れない連携のためだけにあるのではなく、相手より先に動ける、相手の時間を止めて自分だけが動けるということを認識することだということですね
これはツイッターで知り合った人が本当に親身になって助言をくれることで開眼しました
リリで修羅になるためのピース
修羅に必要だったのは、リリの4LP→クロワゾネとトゥースマの2択で相手を壁に追いやるということでした。
リリは触り技に困るキャラだったなと思うんですが、それを埋める最後の1ピースがこの技でした。
それともう1つはスクリューコンボの追い打ちナーシサスを1発で止めて、クロワゾネ、タクト、横移動LKの3択を迫ることですね。
これもある程度機能したと思います。
また、羅段まで66RPは浮かされません。これもかなり強気にふっていい技ということに気付きました。
リリ修羅になるまでには大体以上のような経緯を踏みましたが、厳しい道のりだったなと本当に思います。
このキャラは横移動が強みなのですが、相手のどの技が横に弱いということについての知識がいるし、横移動のタイミングを間違うとそれはガードが崩れることになりますので、かなり相手キャラ知識が重要なキャラです。
その分、確反は充実しています。特にWPの存在は相当に大きいものだなと全キャラ使った今では思います。
しかし、1度受け身に回ることを常に想定してないといけないというのは相手に付け込まれやすいのと、ステータス技が貧弱で、自身はステータス技に弱いという弱点もかなり厳しかった。
いわゆる強キャラの部類ではなさそうです。巷で言われるバクフリの強さも、それ以外が強くなければ引き出せないんですよね。
でもリリで無ければここまで長い時間、修練を積めたかなと思いますし、鉄拳で得た「ひとつひとつの技の特徴を詳細に押さえる」という根性は、人生のどの分野においても応用が利くものだと信じています。
何より、自分が「エーデルワイスが見える」と自覚した時や、「山ステが出来た瞬間」というのは本当にうれしいものでした。
こうした体系的なステップを可視化して成長を図るとアンチも多くて大変でしたが、自分の取り組みが自分にとって正しいことを最終的に証明できたので、心の強さも鍛えられたなーと思う3年間でした。
鉄拳はこれからもやめませんが、次回からメインゲーを「ストリートファイター5」に替えてやっていきたいと思います。目標は1万ポイント。
まだキャラが定まってないのですが、現時点ではケン、ラシード、ガイルあたりが候補
でもこのブログでも、鉄拳の話は引きつづき書いていくと思います。全キャラの餓狼にするコツなんかを書いたりしようかなと思っています。
ランクマで僕と当たった人はよろしくね。
ブログを読んでくれたテケナーの皆さん、これまでありがとうございました!