鉄拳嘆きのテクニック「山ステ」。次の動画を見たことがある人も多いだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=uM1IMF4Hgo0
こちらはノビ氏の講習会
https://www.youtube.com/watch?v=cXKSmmF1qYk
どちらも神のようなボランティア精神とわかりやすさで人気の動画となっているが、共通しているツッコミがある。
「実際の入力とトレモで確認できるコマンドヒストリー(履歴)が一致していない!?」というもの。
これがプレイヤーに混乱を与え、習得をやめてしまう人も少なくないようだ。
こうしたテクニックはやろうとしていることの理論上の意味を理解していることが上達に大きく影響したりする。
実際に、この仕組みが理論上はよく理解されないまま体験談でスキルが広がっているため、「どういう入力をすれば必ず山ステが出るのか」ということが定まっていない。以下のようにyahoo知恵袋で質問していたが、きれいに2つの説に分かれる。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12155445927
今夜、この問題に決着をつけ山ステというのは基本的にこの入力で間違いなく出る、という結論を考察しようと思う。
まずはこの山ステ表記問題の言語化から。
①山ステ入力は 441、41×∞ で出ると言われているが、履歴は 414×∞ で出る
②最初に441を入れず、いきなり41×∞とすると出ない
この現象は何故か
①まず、41∞でバックダッシュが出る理由を考える
これは1☆4でバックダッシュが出ているに違いない
1に4の要素があるため、1☆4が実質4☆4の働きをしている。
この時、コマンドヒストリーは実際のコマンドよりも、実現象を優先しているのではないか。
バックダッシュが出ているということは4☆4をしたと表記する
確かにしゃがんでもいるから、14という表記にそれは現れる。だから14☆4…と表記される
②441を入れなければ41∞でもバックダッシュが出ない理由
これは、41とやる場合にバックダッシュが発生していないと4を長く(だいたい15フレと言われる)入れる気持ちが消えやすいからではないか。
すなわち、1から始めて1☆4(15フレ)1…とやると、山ステは41∞で出るのではないか。
つまりもっと端的に言うと、1☆4(15フレ)1(1F)☆4…が山ステの手の動きとして正解で、これをヒストリーでは414に出来た時、山ステが出来るのではないだろうか
というわけで実践中です(笑)
実際に山ステができれば理論がどうで入力がどうだろうと何も問題はないはずですが、わかってないと動けない人にはこうした考察は大事だろうと思います。
最後に、私の師匠まめちーの山ステを参考までにごらんいただきたい。
彼は山ステを441×∞で入力する派ですが、非常に滑らかです。
この理論から1年かけて僕も山ステが少しだけ出来るようになりました。
やり方をこちらで解説