スト5のエッセンスがよくわかる神試合 ウメヌキ

スト5は動きがスローなので、将棋を見るように観戦できる格闘ゲームです。eスポーツの普及=動画勢の更なる獲得を背負って生まれてきたゲームと言っていいかもしれません。

今日は海外でも評価が高いウメハラとヌキの一戦を紹介します

まず観戦の前に前提として

①スト5は超必殺技以外では0ドットをケズれない

②ゲージを消費してガードキャンセル技が出せる

③Vトリガーという一定時間パワーアップ技がある

この知識があるとより観戦を楽しめる

1ラウンド目はたがいに飛び道具のスキを付き合う消耗戦から、ヌキがVトリガーを発動してウメハラリュウを追い詰める。最後、ウメハラもVトリガーを発動して逆転を試みるが、試合運びで既に後手に回っており、ヌキの対応が先んじてKO

飛び道具の性能がいいリュウ、ウメハラはウメ波動と言われるほど飛び道具の撃ち方が上手く、ある意味それで飯を食っているほどのプレイヤーだが、この試合に限っていえば終始ヌキの飛び道具の撃ち方が光る。春麗の跳び道具はリュウの波動拳よりも撃ちにくいタメ技だが、勝負を決める撃ち方が多い

1ラウンド目、やーす的視点では勝負が決した瞬間はココ

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90秒、ウメハラ最高の波動がヌキを触る。普通はここで固まってしまい、続く跳び道具はガードしてラインが下がる=端へ追い込まれるのだが、

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ヌキはこれをフレーム的にか、感覚的にか「相殺可能」と見て撃ち返す。

これが予想外、それでも相手がテンパっているならこの後のウメハラの前歩き、いわゆる「散歩」が通るのだが、ヌキが予想以上に落ち着いており、後退しつつ飛び道具をウメハラの歩きに当てる

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これで完全に主客は逆転。この後、飛び道具のモードになっていることを知ってウメハラは慌てて跳ぶが、そこはもうヌキが調節した対空の間合いになっているので、後手に回った飛びは通らない

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兼ねて狙いの対空から着地に択一、投げで位置を変えられ、空間と体力差をコントロールされる絶望的な時間になる

リュウ側にもチャンスはあったが、コンボの後の起き攻めでヌキがしゃがパン暴れからVトリガー発動。そのあとのコンボの精度が良く、勝負がほぼ決定的になってしまった。暴れからトリガー発動でここまでつなげられるとかなり厳しい

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2ラウンド目は序盤からウメハラの飛びからコンボが決まり、ウメ優勢に見えたがやはり1ラウンド目と同様コンボの後の画面端での暴れが強く、追い返されたウメは逆にヌキの苛烈な端攻めを追い、体力が先に0ドットに

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この覇山蹴が決まった時、誰もがヌキの勝利を確信したはずだ

しかし、0ドットから地味な飛び道具の撃ちあいを制し、最後はこの試合で初めての鎖骨割りを当ててとどめ

そして勝負の第3ラウンドは、ヌキが超必殺技を当てるも、ウメハラは今度はVトリガーで雷光波動拳乱射モードになり、体力を奪い返すのだが、ヌキは雷光モードが終わった後のノーマル波動には厳しく応戦を再開。ためらいなく確信を得て飛び道具を撃つヌキに、やはりウメハラリュウは思考が遅れて28秒の気功拳を相殺できず、バックジャンプでかわしてしまう。

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これで一気に端を背負ってしまったウメハラ、後は灼熱波動を撃ってゲージを吐きつつラインを押し上げるが、ゲージという有限の技しか残っていないことと、何より後手に回っているプレッシャーから不必要な前飛びをしてしまう。これはおそらくノープランの前飛び。着地後の択一にあうフレームだったので、急いで後方ジャンプし、元の位置を確保しようとするが、ヌキは前歩きで許さない。

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後は、しゃがみ→歩きを小刻みに繰り返したり、しゃがみ中パンチで地味に移動しながら間合いをセットし、ウメハラに競り勝つ。

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この試合を見ていると、まるで春麗の方が通常技の性能がよくリュウより上ではないかという気がしてくるが、sako vs ウメハラの試合も検索して見てみると、リュウー春麗戦の印象がまるで変わるので、そちらも視聴をお勧めします

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このブログの著者の1人で鉄拳ではまめちーの弟子。鉄拳歴は1年。昔見たリリ使いの綺麗なお姉さんに憧れてリリ始めました。スト3サードが本業です。月火水の更新が担当ですが、他の曜日に書くこともあります。 2D→3Dの挑戦は非常に厳しいですが、その成長の過程も誰かの参考になったら、とも思ったり。ブログの内容についてはお頼りやコメントも是非ください。